メディア・インターフェイス ロゴ画像 最近の環境トピック 2004年08月25日

トップページ 最近の環境トピック 週刊地球環境情報 その他出版物/CD-ROM 業務案内 所在地図
【前へ】2004年08月10日
【次へ】2004年09月08日

○京都市 温暖化対策で条例制定目指す

 京都市は11日、温室効果ガスの削減のため「地球温暖化対策条例(仮称)」の大綱を明らかにした。条例では、市内で販売されるエアコンと冷蔵庫に省エネ性能を独自に5段階評価した省エネラベルの表示を義務づける。
来春までの制定を目指す。
(総合版、エコビジネス版 32号)

○東京、神奈川で大気汚染改善

 都環境局は12日、自動車排出ガスの影響を受ける道路沿いで、浮遊粒子状物質(SPM)による大気汚染が03年度は大幅に改善されたと発表した。また神奈川県でも、SPMの環境基準を達成した測定箇所が昨年度、前年度に比べ倍増したことが県のまどめでわかった。
都、神奈川県ではディーゼル車の排ガス規制など発生源対策の効果が表れた結果と見ている。
(総合版、エコビジネス版 32号)

○日本財団 「海の健康診断」実施

 日本財団は3日、瀬戸内海、松島湾など美しい景観を持つ「閉鎖性海域」の健全性を水質だけでなく、生態系の豊かさも含めて診断する計画を発表した。日本財団のSOF海洋政策研究所(東京都港区・寺島所長)が、全国88カ所の湾を5段階評価する。
環境省が水質汚濁防止法に基づいて水質を監視している水域を対象とするため、新たな調査はしないで、既存の調査データを活用する。
(総合版、水質汚染と水処理版 32号)

○経産省・エネ庁 マイクロ水力発電で全国調査

 経済産業省と資源エネルギー庁は14日、今年度からマイクロ水力発電(小水力発電)が可能な地点やその地点の発電能力についての全国調査を実施することを明らかにした。
マイクロ水力発電は既存の水路の落差を使って、羽根を回転させることによって電力を得るシステム。今回の調査により、本格的な普及を目指す。
(総合版、エコビジネス版 32号)

○福井美浜原発3号機 蒸気噴出、4人が死亡

 9日午後3時28分ごろ、福井県美浜町の関西電力美浜原発3号機(加圧水型軽水炉、出力82・6キロワット)で警報が鳴り、原子炉が緊急停止した。2次冷却水系の配管が破損しタービン建屋内に高温の水蒸気が噴出。中で作業をしていた4人が死亡、2人が重体、2人が重傷を負った。
営業運転中の原発事故で死亡事故が発生したのは、国内で初めての事態。この事態を受けて、経産省は現地に事故対策本部を設置、事故の原因を究明する。外部への放射能漏れはなかった。
関西電力では、事故原因によっては同社の運転中の原子力発電所や火力発電所をすべて停止して、点検する可能性があることを明らかにした。
(総合版 32号)

○美浜原発事故 破損管、28年間点検せず

 福井県美浜町の関西電力美浜原発3号機のタービン建屋の配管が破損し、二次冷却水が噴出、4人が死亡した事故で、関西電力は破損箇所が点検対象になっているにもかかわらず、管理システムに登録せず点検対象から外れていたことを明らかにした。
このため今回は損した配管は、1976年2月の運転開始以来28年間一度も点検されていなかった。
(総合版 32号)

○ダイオキシン 焼却施設からの排出量98%減

 環境省は6日、一般廃棄物と産業廃棄物の焼却施設からの2003年(02年12月〜03年11月)のダイオキシンの排出量が1997年と比べ98%減少したと発表した。
ダイオキシンの総排出量は、一般廃棄物焼却施設が71グラム、産業廃棄物が74グラム。前年の635グラムと比較して77%減、97年の6500グラムと比較して98%減少した。
(総合版、エコビジネス版、ゴミとリサイクル版 32号)

○環境省 福井の不法投棄処分場 搬入自治体に費用負担指示

 環境省は5日、全国最大規模の不法投棄があった福井県敦賀市の民間最終処分場にごみを搬入していた一部事務組合の62団体に対し、搬入量に応じて対策費用を強制的に支払わせることを決めた。62団体は18府県137市町村におよぶ。
環境省は、処理を委託した62団体が業者への指導を怠ったことが不法投棄の一因になったと判断した。
(総合版、ゴミとリサイクル版 32号)


トップページ 最近の環境トピック 週刊地球環境情報 その他出版物/CD-ROM 業務案内 所在地図
Copyright (C) Media Interface Co., Ltd.
最終更新日:2004/08/25