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最近の環境トピック 2003年05月08日 |
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○二輪車の排ガス、炭化水素の規制強化案まとまる
中央環境審議会大気環境部会の専門員会は21日、06〜07年以降に販売される二輪車の排ガス規制案をまとめた。
それによると、炭化水素を現行の最大85%減、窒素酸化物を一律50%減、一酸化炭素を同85%減とする。
6月にも最終答申案をまとめ、環境省が大気汚染防止法に基づき排出ガス許容限度として告知する。導入されれば、世界で最も厳しい水準となる。
(総合版、エコビジネス版 17号)
○JCO 事業再開を断念
核燃料加工会社「ジェイ・シー・オー」は18日、臨時役員会でウラン燃料再転換事業の再開を断念した。臨界事故を起こした転換試験棟の設備も撤去することとなった。地元住民は当然のことと冷静に受け止めている。健康被害、営業補償などの裁判7件は今後も続く。
(総合版 17号)
○長崎フグ養殖業者6割、劇物ホルマリン使用
養殖トラフグ日本一の長崎県で、養殖業者の約6割に当たる11漁協95業者が、発がん性が疑われている劇物のホルマリンを、過去3年間使用していたことが22日、県の調査で判明した。ホルマリンは、長年にわたって寄生虫の駆除に使用されていた。水産庁は、食品への残留と排水による環境汚染を懸念し、1981年に使用を禁止している。
(総合版、水質汚染と水処理版 17号)
○国内販売のミネラルウォーターの一部から、アルデヒド類検出
横浜市衛生研究所が、国内で販売されているミネラルウォーターを検査したことろ、一部から化学物質のホルムアルデヒド(ホルマリン)が検出された。
調査したのは、横浜市内で販売されていたボトル入りのミネラルウォーター30品。うち14品が輸入品、残り16品が10同県で採取された国産品。その結果、輸入品5品、国産品14品〜アルデヒド類が検出された。
ミネラルウォーターは基本的には清涼飲料水扱い、従って水道水の水質基準より基準項目が少ない。
(総合版、水質汚染と水処理版 17号)
○環境省、全国の毒ガス被害を調査
環境省は17日、旧日本軍の毒ガスを全都道府県を対象に調査することを決めた。神奈川県寒川町、茨城県神栖町で健康被害が出ていることに対応した措置。
全国調査は、5月初旬にも着手、健康被害の有無や毒ガスの管理、廃棄状況を調べる。
(総合版、水質汚染と水処理版 17号)
○豊島の産廃搬出、完全撤去まで10年
香川県豊島に不法投棄された産廃の搬出が15日始まった。25年間にわたって産廃撤去に向けて戦ってきた住民たちは、感無量の面持ちで撤去を見守っていた。
処理が本格的に始まるのは、8月からで、完全撤去までには10年という年月がかかる。
(総合版、ゴミとリサイクル版 17号)
○岩手・青森県境産廃、排出企業に措置命令
岩手・青森県境産廃不法投棄問題で23日、両県は、排出者責任を問えそうな企業に対し、廃棄物の撤去を求める措置命令を出す方針を固めた。
両県が報告書などを元に調べた、1万を超える排出事業者の中に、10社程度明らかな法令違反を見られるという。
(総合版、ゴミとリサイクル版 17号)
○環境省、企業の「環境報告書」に新基準
環境省は、企業が公表する「環境報告書」の情報開示方法と、第三者機関による報告書の審査手法について基準を2004年度末をめどに創設する。
環境報告書は、開示する企業により情報の内容や、手法がまちまちだったため、客観的な判断基準がなかった。そのため、共通ルールを作り相互比較できるようにする。
(エコビジネス版、水質汚染と水処理版、ゴミとリサイクル版 17号)
○トヨタ、第二世代のハイブリッド車発表
トヨタ自動車は17日、ガソリンエンジンとモーターエンジンを組み合わせた第二世代のハイブリッドシステム「THSII」を発表した。燃費を10〜15%向上させ、10・15モードで35キロメートル前後を目指す。
(エコビジネス版 17号)
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最終更新日:2003/05/08