メディア・インターフェイス ロゴ画像 最近の環境トピック 2009年10月28日

トップページ 最近の環境トピック 週刊地球環境情報 その他出版物/CD-ROM 業務案内 所在地図
【前へ】2009年10月15日
【次へ】2009年11月11日

○ワシントン条約 モナコがクロマグロ禁輸提案

 ワシントン条約事務局(本部ジュネーブ)は、モナコが大西洋や地中海に生息するクロマグロ(本マグロ)の国際取引の禁止を正式に提案したと発表した。
モナコの提案は、大西洋や地中海のクロマグロを「絶滅の恐れのある生物」とみなし、商業取引を禁止する「付属書1」に掲載するよう求めている。モナコ案を巡り、EU内では意見がわれ、締約国会議で承認されるかは不明な状況。
(総合版、水質汚染と水処理版 41号)

○石川県 白山でライチョウ確認、移動経路を調査

 石川県は、白山国立公園内でライチョウを確認したと発表した。今月6月に発見された雌のライチョウと同一を見られ、今後、採取された羽のDNAを鑑定し、ライチョウの出自や移動経路を調査する方針。
調査をした白山自然保護センターで、年内は11月まで、来年は4〜6月まで現地調査を行う予定。
(総合版 41号)

○秋田県・湯沢の地熱発電調査 掘削が本格化

 秋田県・湯沢町で10年後の地熱発電を目指し、ボーリング調査が本格化している。調査を行っているのは、三菱マテリアルとJパワーで、湯沢市高松山葵沢地区の山中。
調査の結果、事業家が決まれば、環境アセス調査を経て、2020年ごろには地熱発電所が建設される。地熱発電所は全国に18ヶ所で東北地方は7ヶ所で、九州の9ヶ所に次いで多い。
(総合版、エコビジネス版 41号)

○佐賀・玄海原発でMOX燃料の取り付け開始

 九州電力の玄海原子力発電所3号機で、MOX燃料の装荷(取り付け)が始まった。佐賀県議会の反発で装荷作業の開始が予定より12日遅れた。営業運転は、当初の予定の11月中旬から12月初旬にずれ込む予定。
(総合版 41号)

○JA糸島が開発した「魔法のダンボール箱」が人気 家庭の生ゴミが堆肥に

 JA糸島が開発した「すてなんな君」の人気が高まっている。糸島地区のゴミの減量化に役立っている。
「すてなんな君」は一辺が35センチ前後のダンボール箱の中に、活性炭やビール酵母、竹のチップなどを混ぜた培地を敷いたもの。生ゴミを入れ、付属でついている微生物を掛けて混ぜると、ゴミが発酵、分解する仕組み。糸島地区では、人口は増加しているのに、ゴミは減っているのは「すてなんな君」のおかげと分析している。
(総合版、エコビジネス版、ゴミとリサイクル版 41号)

○沖縄・泡瀬干潟 事業中止の判決

 福岡交際那覇支部の控訴審判決は、一審に続き「事業の中止」だった。事業の採算性に疑問を投げかけ、再び待ったがかかった。
沖縄市の東門美津子市長の対応が注目されるが、市長は判決後上告するかどうかの表明は行わなかった。
(総合版、水質汚染と水処理版 41号)


トップページ 最近の環境トピック 週刊地球環境情報 その他出版物/CD-ROM 業務案内 所在地図
Copyright (C) Media Interface Co., Ltd.
最終更新日:2009/10/28