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○米国務省 代替フロン削減を提案

 米国務省は、代替フロンのハイドロフルオロカーボン(HFC)の段階的削減を世界的に進めるとの発表を行った。これは、エジプトで11月に開かれるオゾン層破壊物質に関する国際会議であるモントリオール議定書の締約国会議に向けてのもの。カナダ、メキシコとの共同提案。
HFCはカーエアコンや冷蔵庫の冷媒、ウレタンフォームの発泡剤として大量に使用されている。
(総合版、エコビジネス版 37号)

○鳩山首相 温室ガス25%削減を国際公約

 鳩山首相は、国連気候変動サミットで演説し、温室効果ガス排出に関して2020年までに1990年比で25%削減を目指す中期目標を発表した。米中両国などの主要排出国が参加する新たな枠組みを前提とした国際公約となる。
一方で、新たな枠組み構築に関し、日本だけが高い削減目標を掲げても意味が無いことを強調。米国、中国、インドなどに同調を促す。
(総合版、エコビジネス版 37号)

○世界で絶滅の危機にある種 1万7千近く

 国際自然保護連合(IUCN)が7月に発表した報告書によると、2008年までの評価で完全に絶滅した種と、野生状態での生息が絶えた動植物種の数は世界で869種。絶滅した可能性が高い種とあわせると総数は1159種になる。
絶滅の危機にある種の数は、1万6928種で、評価した種の38%に該当する。評価対象種が増えているので、単純に比較できないがここ数年増加傾向にある。
(総合版 37号)

○釧路川の再蛇行化 来年2月に完了

 直線化した釧路川の再蛇行化工事が来年2月に完了する見込み。治水目的で直線化した河川を再び公共事業で元に戻すのは、1級河川では国内初の事例となる。
蛇行事業は標茶町茅沼地区で行われている。工事によって直線化した2.4キロを蛇行化している。直線化していた川は最終的に埋め立てられる。
(総合版、水質汚染と水処理版 37号)

○宮城県・角田市、街路灯の3割をLEDに交換

 宮城県角田市は、蛍光管などを使った街路灯の約3割をLED(発光ダイオード)に交換する「LED街路灯整備事業」に着手する。
市は、事業実施に向け、国の地域活性化・経済危機対策臨時交付金を活用、7月の臨時議会で1390万円の補正予算を計上した。
(総合版、エコビジネス版 37号)

○上関原発 地元漁業者らの阻止行動で作業中止

 上関町で原子力発電所建設計画を進める中国電力は、地元祝島の漁業者らの阻止行動により、ブイの搬出作業が中断した。
22日は祝島の漁業者の姿は無かったが、シーカヤック愛好家らのグループがクレーン台船の作業を阻止した。中電は23日以降、作業を実施する方向で調整するとしている。
(総合版 37号)

○白神山地で8本の木に伐採跡 焚き火の跡も

 東北森林管理局は、世界自然遺産に登録されている白神山地の青森県側の2カ所で、ブナなど計8本のが伐採されていたと発表した。
伐採された木は、雨や日差しを防ぐ布を張るための支柱に使ったとみられるという。さらに焚き火の跡も見つかり、マナーの向上を呼びかけていくとしている。


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最終更新日:2009/09/30