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○オゾン層破壊 亜酸化チッソが最も脅威

 米海洋大気局の研究チームが、肥料の使用や化学物質の製造過程で出る「亜酸化チッソ(N2O)」が、現時点でオゾン層を最も破壊する物質であることを突き止めた。
N2Oは、温室効果ガスとして、先進国に排出規制が課せられているが、オゾン層破壊物質の規制対象とはなっていない。
研究チームは、排出規制は温暖化抑制、オゾン層破壊の両方に有効として、厳しい規制を求めた。
(総合版、エコビジネス版 34号)

○経産省 燃料電池バスの実証事業

 経済産業省は、燃料電池走るバスを東京都心と羽田、成田両空港を結ぶ高速道路で定期運行したり、北九州市では、パイプラインで水素を供給して家庭用燃料電池を利用する実証事業を開始すると発表した。
2009年度内に実施。水素エネルギーの普及につなげる。「水素供給・利用技術研究組合」が実施する。
(総合版、エコビジネス版 34号)

○佐賀・筑後川流域からオオクワガタ消える 数年間目撃情報なし

 国内有数のオオクワガタの生息地である佐賀県筑後川流域で、ここ数年間オオクワガタが目撃されていないことが、昆虫愛好家や研究者の調査によって判明した。すみかとなるクヌギの木の伐採が進んだことと、平野部で捕獲が簡単な場所ということで乱獲が進んだことが原因と見られている。
佐賀県内で昆虫の生息調査をおこなっている佐賀昆虫同好会には、10年以上目撃情報が寄せられていない。佐賀県有明海再生・自然環境課はすぐに絶滅の状況には無いとして、とくに対策はとっていない。
(総合版 34号)

○日本原燃 核再処理工場の完成時期14回目の延期

 日本原燃(青森県六ヶ所村)は、使用済み核燃料再処理工場の完成時期が予定より1年2カ月遅れ、2010年10月になると発表した。延期は92年12月に国の事業指定を受けてから14回目となる。
08年11月に高レベル放射性廃液をガラスで固める溶融炉内で、トラブルが発生し、以降トラブルが相次いでいる。
(総合版 34号)

○対馬市、漂着ごみを島内で処理

 対馬市は、海岸への大量の漂着ごみを島内で処理することにした。プラスチック破砕機や発泡スチロール減容分離機を導入し、来年度から稼動する。
同市は島内での有効な処理方法を模索。その結果、県の漂流・漂着ごみ前処理整備事業の補助金と国の地域活性化・経済危機対策臨時交付金を活用し、施設整備を図ることにした。
(総合版、ゴミとリサイクル版 34号)

○茨城県、使用済み小型家電の回収場所を拡充

 茨城県は、2月に日立市内7カ所に開始した一般家庭から出る携帯電話デジタルカメラなどの使用済み小型家電の回収実験の対象自治体と回収場所を拡充する。
日立市で約50か所、北茨城市で約15か所、高萩市で約10か所に設置する。
(総合版、ゴミとリサイクル版 34号)


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最終更新日:2009/09/10