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○気象庁発表 CO2濃度、過去最高を観測

 気象庁は、2008年の二酸化濃度(CO2)が観測を開始して以来、大気中の年平均値が過去最高となったと発表した。観測を開始して以来上昇傾向が続いているという。
気象庁は、都市化の影響が少ない三地点で定点観測をしている。最も早く観測開始した大船渡では、観測始めた1987年より37.3ppm上昇した。
(総合版、エコビジネス版 20号)

○エコポイント導入 省エネ効果に賛否両論

 政府が省エネ家電の購入者にポイントを付与する「エコポイント」が導入される。消費者を省エネ効果の高い家電に買い換えてもらい、温室効果ガスの排出を削減することが目的。しかい、買い替えの方法によっては、逆に消費電力が増加するという懸念もある。
エコポイントは消費電力の少ない性能のものほど、付与されるポイントが高くなる。エコポイントの対象指定商品は、地上デジタル対応テレビ、エアコン、冷蔵庫の三商品。
(総合版、エコビジネス版 20号)

○浜岡原発4号機 プルサーマル燃料搬入

 中部電力浜岡原子力発電所4号機(御前崎市)のプルサーマル計画に使用されるウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料が、フランスから到着し施設内に搬入された。中電は来年の夏の定期検査時に燃料を入れたいとしているが、4号機は今月5日に水素濃度が上昇したため、手動で運転を停止してる。運転の再開のめどは立っていない。発電時期が遅れる可能性がある。
(総合版 20号)

○上田市 農薬の空中散布中止

 長野県・上田市は松くい虫防除のために実施している農薬の空中散布を中止する方針を固めた。市民から健康被害の訴えがあり、空中散布が原因と判断したため。
市は毎年度マツノマダラカミキリを駆除するため、民有林に農薬を散布、今年度も同規模の散布を予定した。
しかし、昨年度の散布後に市民から頭痛などの健康被害の訴えがあり、今年一月に空中散布に原因という疑いがあるという調査結果が出たため、中止を決定した。
(総合版 20号)

○国際会議で、船舶リサイクル条約を採択

 香港で開催された国際会議で、船舶を解体する際に流出する恐れのある有害物質の管理を強化、解体施設も規制し、環境汚染や作業員の健康被害を防止する「船舶リサイクル条約」が採択された。国際海事機関(IMO)は各国に批准を呼びかけて、2012年の発行を目指す。
国土交通省によると、会議に参加した日本など65の国や地域が条約採択に同意した。規制対象は国際総トン数500トン以上のタンカーや客船などの商用船。
(総合版、ゴミとリサイクル版 20号)

○6月に携帯回収でキャンペーン

 環境省と総務省は、環境月間にあたる6月に貴金属や希少金属(レアメタル)のリサイクルを推進するため、両省が連携して携帯電話の回収キャンペーンを行うことで合意した。
両省は、ポスターやパンフレットを作成し、不要になった携帯電話を販売店に持参するよう呼びかける。
総務省によると、携帯電話の回収率は減少傾向で、2007年度は約644万台と2000年度の半分程度だった。
(総合版、ゴミとリサイクル版、エコビジネス版 20号)

○沖縄・石垣島周辺で オニヒトデ大発生

 沖縄県・石垣島や周辺海域で急増し、約20年ぶりとされる大発生に突入した。オニヒトデは元来夜行性だが、数の増加とともに性質が凶暴化し、日中でも大群でサンゴを襲い始めている。
環境省が今年1〜3月までに駆除した数は、すでに2万5000匹に達している。今後も駆除と調査を続行する。
(総合版、水質汚染と水処理版 20号)


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最終更新日:2009/05/27