メディア・インターフェイス ロゴ画像 最近の環境トピック 2008年12月17日

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○1チームマイナス6% 家電の買い替え効果算出

 チームマイナス6%(環境省)は、省エネ家電に買い換えた場合の二酸化炭素(CO2)削減効果を簡単に算出できるシステムの試行版を提供する。パソコンや携帯電話から利用できる。現在使っている製品の情報や部屋の広さ、購入予定の製品の情報を入力すると、CO2や消費電力の年間消費削減量が算出、表示される。
試験提供に対応するのは、エアコン、冷蔵庫、テレビの三品目。09年2月から本格提供する。
(総合版、エコビジネス版 48号)

○2環境省 PM2.5を規制 新基準設定

 環境省は、微小粒子状物質(PM2.5)について、新たな環境基準を設定する方針を決めた。近く中央環境審議会に諮問し、来年中にも新基準を設定する。
今年3月に一定濃度のPM2.5を長期間吸い込むと肺がんによる死亡率が約1.3倍になるとの調査結果を発表した。
現行の基準では粒径10マイクロメートル以下の浮遊粒子状物質(SPM)については規制はあるがPM2.5は健康被害との因果関係が不明だったため規制がなかった。
(総合版、エコビジネス版 48号)

○3放鳥トキに、冬場給餌せず

 環境省の専門家会合は、放鳥したトキの対応を検討した結果、えさ探しが難しくなる冬場の措置として、科学的データ収集を重視する観点から、原則的に給餌は行わないことで意見が一致した。ただ衰弱など緊急時に限って、捕獲・収容する。
本州に渡った個体に関して衰弱が進んでいるのはという観測もあるが、基本的には佐渡にいるトキと同様の対応をする。
(総合版 48号)

○4山梨市 環境にやさしいストーブに補助金

 山梨市は、「木質バイオマスストーブ」の設置に対し、最大3万円の補助金を支給する方針を決め、12月の市議会に補正予算案を提出した。
木質バイオマスストーブは、間伐材や木屑などを固めた燃料(ペレット)や、薪を使うストーブ。価格は。数十万円から百万円以上のものまで幅広い。
市の計画ではストーブ設置に関する経費の10分の1(限度額3万円)を補助する。
山梨市では、移転した新庁舎でもペレットストーブを使用している。
(総合版、エコビジネス版、ゴミとリサイクル版 48号)

○5新潟・柏崎刈羽原発 14年間弁開けっ放し

 東京電力は、新潟県柏崎刈羽原発1号機のタービン建屋の床下から、放射性廃棄物の樹脂約0.82立方メートルが見つかったと発表した。94年に廃棄層へ流した際、途中の配管の排水弁が開いていたため洩れたという。14年後に発見されたときも弁は開いたままだった。

○6WHO メラミン許容量を厳格化

 世界保健機構(WHO)は、中国の製粉ミルクなどの汚染が問題になったメラミンについて、一人が一日に摂取する許容量を体重1キログラムあたり0.2ミリグラムとする新たな基準を設定したと発表した。
WHOは新たな許容基準について「各国当局が汚染食品の撤去基準を設定する上で役立つ」などとしており、各国に適用を推奨する方針。
(総合版、エコビジネス版 48号)


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最終更新日:2008/12/17