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○環境・経産省、断熱材フロン回収義務化で法改正

 環境、経済産業両省は、家電リサイクル法を改正し、家庭用の冷蔵庫や冷凍庫の断熱材に使用されているフロンの回収・破壊を義務づける。法令は年内に改正、来春に実施する。
すでに家庭用エアコンや冷蔵庫の冷媒用のフロンの回収は同法で義務づけられている。家電各社は、来春の施行を受け廃冷蔵庫・冷凍庫の断熱材の分別を徹底する。フロン回収の処理コストは家電メーカーの負担となる。
(総合版、エコビジネス版 44号)

○アカウミガメの産卵上陸回数激減、主要12海岸の調査結果

 各地保護団体の調査によると、アカウミガメの産卵数が1990年代に、中部地方から九州地方の主要な海岸12ヶ所で急減していることが分かった。調査場所は、静岡、徳島、和歌山、宮崎、鹿児島の12海岸で、中には産卵のためのカメの上陸回数が9割も減っている海岸もあった。
急激な産卵の減少は、ウミガメの種全体の減少につながる為、早急な保護が必要になっている。
(総合版、水質汚染と水処理版 44号)

○伊豆沼・内沼のブラックバス 鳥の生息にも影響

 宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団や県などが進めている、希少魚類ゼニタナゴを復元させる為のプロジェクトの公開研究発表会が6日、開催された。
その発表会で、ゼニタナゴなどの小型魚類がブラックバスの食害により減少し、小型魚類をえさにしているダイサギ、コサギなど鳥類の生息にも影響を及ぼしている事例が報告された。
(総合版、水質汚染と水処理版 44号)

○国交省 河川の評価に新指標を導入

 国土交通省は、河川環境の評価に新指標を導入する。既存の水質基準の運用重視から、流域住民が河川を利用する際の快適性、安全性、維持・管理の容易さなど複数の指標を設け、評価に多様な視点を導入する方針。
来春をめどに有識者らの専門委員会で最終案をまとめ、住民参加型の河川整備計画に反映させる。
(総合版、水質汚染と水処理版 44号)

○農水省 環境保全農家に補助金検討

 農水省は、環境保全型の農家を優遇するために補助金を支払う仕組みを導入する方針を固めた。環境に配慮した農業を促進し、意欲ある営農者を育て農業の競争力強化を図る。
同省は、国際的な通商ルールに抵触しない補助金支給の方法を探る。
(総合版、水質汚染と水処理版 44号)

○神奈川・大和市のスーパーで、生ごみ処理施設が爆発

 神奈川県・大和市のスーパー、「やまとオークシティ イオン大和ショッピングセンタージャスコ大和鶴間店」で5日午前5時10分ごろ南側の建物内にある生ごみ処理施設で爆発があった。
メーカー側は「仕組み上、メタンガスなど可燃性のガスの発生はあり得ない」としていたが、10日大和署の調べで、ごみ処理機内部からメタンガスが検出された。
環境省は、都道府県に対し爆発を起こした同種類の施設設置者に向け、「適正温度管理」の注意を喚起するよう通達した。
(総合版、ゴミとリサイクル版、エコビジネス版 44号)

○国交省 FRP廃船処理実験 東京湾地域で実施

 国土交通省はFRP廃船を再資源化するリサイクル実験を10日、東京湾地域でも始めた。千葉県市川市に設けられた解体場で14日まで廃船の粉砕、分別が続けられる。このうち1メートル四方の大きさにしたFRP破材約18トン分を、山口県下関市に設置したセメント原料化プラントに送られる予定。
(総合版、ゴミとリサイクル版 44号)

○環境省 エコツーリズム推進会議 設置

 環境はエコツーリズムの普及を目指し「エコツーリズム推進会議」を設置、12日に第一回会議を開いた。
エコツーリズムはすでに各地で取り組みが行われているが、全国的に展開・普及させる為に、旅行業会団体、エコツアー実践事業者、関係行政機関などの代表で構成する推進会議で、具体的な推進策を検討する。
(総合版、ゴミとリサイクル版、水質汚染と水処理版 44号)


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最終更新日:2003/11/18