|
最近の環境トピック 2003年02月13日 |
トップページ
最近の環境トピック
週刊地球環境情報
その他出版物/CD-ROM
業務案内
所在地図
○名古屋高裁金沢支部、もんじゅ設置許可無効判決
名古屋高裁金沢支部は27日、核燃料サイクル開発機構(核燃機構、旧動燃)の高速増殖炉原形炉「もんじゅ」(出力28万キロワット)の設置許可を巡り、周辺住民が無効確認を求めた行政訴訟で設置許可無効の判決を下した。1審の福島地裁の判決を取り消し、原告住民の完全勝訴となった。全国各地で争われている原発訴訟で、住民側が勝訴したのは初めてのこと。
(総合版 5号)
○国交省、河川整備に地域の独自性を答申案に
国土交通省の社会資本整備審議会河川分科会は2日、今後の河川整備についての答申案をまとめた。それによると、河川の美しさや地域の独自性を充実させる。水害を受ける地域をハザードマップに示し、公開するなどとしている。答申案は、4日の河川分科会に諮り、決定する。
(総合版、水質汚染と水処理版 6号)
○経産省、家庭向け太陽光発電補助を継続
経済産業省は家庭に設置する太陽光発電の補助を03年度も継続することを決めた。当初は02年度で打ち切る予定だったが、まだ、コストが高く普及するには時間が必要と判断。03年度以降3年間の継続を決定した。
(総合版、エコビジネス版 6号)
○経産省、エネルギー4法を国会提出
経済産業省は3日、原子力発電所建設促進などを定めたエネルギー関連4法の改正案を発表した。4日に閣議決定し、通常国会に提出する。
(総合版、エコビジネス版 6号)
○政府、もんじゅ無効判決に上告
政府は31日、高速増殖炉「もんじゅ」の設置許可処分を無効とした名古屋高裁金沢支部の判決を不服として、上告の受理申し立てをした。50日以内に上告理由書を提出する。
(総合版 6号)
○環境ホルモンの影響で、骨がもろく
北里大学環境医学研究グループは、内分泌かく乱物質(環境ホルモン)作用が疑われるビスフェノールAなどにより、骨がもろくなる可能性があることを突き止めた。女性ホルモンのエストラゲンが骨を減らさない働きをするが、ビスフェノールAがその働きを阻害することがラットを使った実験で明らかになった。今後、人への影響を調べる予定。
(総合版、エコビジネス版 6号)
○松下の3工場で、高濃度のPCBを検出
松下電器産業(大阪府門真市)は31日、系列5工場の敷地にポリ塩化ビフェニール(PCB)入りの機器などが埋設され、そのうちの3工場の土壌から高濃度のPCBが検出されたと発表した。特に濃度が高かったのは、松江工場の環境基準値(1リットル当たり0.0005ミミリグラム)の2200倍だった。同社は調査中の1工場を除き、残り2工場の調査を開始する。
(総合版、エコビジネス版、水質汚染と水処理版 6号)
○大阪府、産廃業者に用地貸与の所有者にも罰則規定
大阪府が跡を絶たない不法投棄に歯止めをかけるため、処理業者にようちを貸した土地所有者にも撤去を命ずることが出来ると定めた条例案を、今月の府議会に提出することが判った。
土地所有者の責任を明確にするのが目的。条例で罰則を伴う撤去命令を盛り込むのは全国で始めて。
(総合版、ゴミとリサイクル版、エコビジネス版 6号)
○国交省、不正軽油使用に罰則
国土交通省は1日、重油などを混ぜた、硫黄分の多い不正軽油の使用を禁止し、不正軽油を使用したディーゼル車に対し、走行を禁止するとともに罰則を新設する方針を固めた。
不正軽油は、軽油取引税の脱税目的に精製する業者が後を絶たず、摘発強化も効き目がない。低価格のため、使用者も多いのが現状。
(総合版、エコビジネス版 6号)
トップページ
最近の環境トピック
週刊地球環境情報
その他出版物/CD-ROM
業務案内
所在地図
Copyright (C) Media Interface Co., Ltd.
最終更新日:2003/02/13