メディア・インターフェイス ロゴ画像 最近の環境トピック 2003年01月17日

トップページ 最近の環境トピック 週刊地球環境情報 その他出版物/CD-ROM 業務案内 所在地図
【前へ】2002年12月20日
【次へ】2003年01月31日

○東証、2005年目指し 排出権取引所創設

 東京証券取引所が、二酸化炭素(CO2)などの排出権を企業、団体などが売買する取引所をの創設を目指して、検討に入っていることが分かった。
欧州連合(EU)はすでに2005年に市場を創設することを決定している。東証も05年の創設を目指し、経済産業省、環境両省との実務的な調整を進める。
(総合版、エコビジネス版 2号)

○兵庫県、自動車NOX・PM法改正案発表

 兵庫県は27日、2002年10月に施行された「自動車NOX(窒素酸化物)・PM(粒子状物質)法」の排出基準を満たさないトラック、バス、ディーゼル乗用車の規制対策地域の通行を禁止する「県環境保全条例」の改正案を発表した。
2003年2月県議会に提案し、10月からの施行を目指す方針。
(総合版、エコビジネス版 2号)

○米の野生生物、西ナイルウィルスに200種以上が感染

 米国内の野生生物200種以上が西ナイルウィルスに感染していることが分かった。西ナイルウィルスは昨年の夏から秋にかけて241人が死亡している。
感染が確認されている野生生物は、大型の哺乳類から小型の鳥類まで幅広く、生態系の乱れや希少生物の絶滅が懸念されている。
(総合版 2号)

○国土交通省、琵琶湖の放水 生態系に配慮

 国土交通省近畿地方整備局は、琵琶湖の水位調整のための放水を生態系に配慮した弾力的な、操作方法に変更する方針。今までは、機械的な水位調整しか行わなかったため、水辺の植物が冠水し枯死したり、魚類の産卵期に重なったりしていた。見直しは、同整備局が1月中旬にまとめる河川整備計画の中に盛り込む。
(総合版、水質汚染と水処理版 2号)

○保安院、「もんじゅ」改造計画許可

 経済産業省の原子力安全・保安院は26日、高速増殖炉「もんじゅ」の運転再開を目指した核燃機構の改造計画に許可証を交付した。ただ、具体的な工事着工に関しては全く不明。
「もんじゅ」は、1995年のナトリウム漏れ事故以来運転を停止している。
(総合版 2号)

○環境省、環境ホルモン判定の世界標準化めざす

 環境省は、野生生物に対する化学物質の環境ホルモン作用を判定する試験法の世界標準作りに乗り出す方針。一部の化学物質は従来の毒性評価基準よりはるかに微量でも、生物に対し生体ホルモン作用を及ぼすことが知られている。しかし、その試験法が確立されていない。
(総合版、エコビジネス版 2号)

○川辺町、ダイオキシン無害化施設稼動

 鹿児島県川辺町に2002年12月に完成した、ダイオキシン無害化施設が運転を始めた。この施設は、ごみの焼却灰に含まれるダイオキシン類を金属ナトリウムの強い反応性を利用して分解、無害化する世界でも初めての施設。実証試験段階で、99%のダイオキシン無害化に成功しており、環境省から無害化処理技術として承認されている。
(総合版、エコビジネス版、ゴミとリサイクル版 2号)

○福岡市、産廃の海洋投棄を全面禁止

 福岡市は29日、2003年から産業廃棄物の海洋投棄を許可しない方針を明らかにした。市によると、全面禁止は政令市では初めてという。
すでに福岡市では、これまで許可して産廃業者3社の許可を返上、手続きも済ませている。
(総合版、ゴミとリサイクル版、水質汚染と水処理版 2号)


トップページ 最近の環境トピック 週刊地球環境情報 その他出版物/CD-ROM 業務案内 所在地図
Copyright (C) Media Interface Co., Ltd.
最終更新日:2003/01/17