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○兵庫県、屋上面積の20%緑化を義務づけ

 兵庫県は環境保全創造条例を改正し、県内の市街化区域で建築面積1000平方メートル以上の建物を新築する際、屋上面積の20%以上を緑化する事を義務づける。10月着工分から実施する。
屋上緑化に際し、新築では市民が出入り可能な建物に限り、既設建物では無条件に、200万円まで助成する。
(総合版、エコビジネス版 9号)

○神奈川県、排ガス基準未達成走行禁止

 神奈川県は22日までに、一定の排出基準を満たさない車の走行を禁止する事などを盛り込んだ県生活環境保全条例の骨子をまとめた。6月定例県議会への提案を目指す。規制開始は既に条例を制定した東京、埼玉や制定を予定している千葉県と同じ2003年10月になる見込み。
(総合版、エコビジネス版 9号)

○排ガスを大幅規制、中央環境審答申案

 環境相の諮問機関である中央環境審議会大気環境部会の専門委員会は26日、2005年以降に販売の新車に適用される「新長期規制」に盛り込む排ガス基準についての答申案をまとめた。それによると、粒子状物質(PM)はそれまでの基準より最大85%削減し、窒素酸化物(NOx)は同50%削減するなどとなっている。
「新長期規制」は、今年から2004年にかけて始まる「新短期規制」の後に導入される。
(総合版、エコビジネス版 9号)

○インドネシアの森林、毎年四国一つ分減少

 インドネシアでは毎年、四国四県の面積よりも広い2万平方キロもの森林が、違法な伐採のために減少している事が、米国の環境シンクタンク、世界資源研究所(WRI)の調査結果で分かった。森林破壊のペースは1980代の2倍。このままでいけば、2010年までにインドネシアの熱帯林はほどんど消滅するという。
(総合版 9号)

○国土交通省、バラスト水規制案まとめる

 国土交通省は25日、国際航路を行き来するタンカーや貨物船などが重しとして積載する海水(バラスト水)を入港先で排水した際、混入した生物が本来の生息地でない場所で増え、生態系を破壊することを防ぐ具体的な規制案をまとめた。
バラスト水管理に関する条約づくりを進めている国連の国際海事機関(IMO)が3月に開く海洋環境保護委員会に提案する。
バラスト水による生態系破壊の事例は、世界各地で報告され、生態系や漁業など経済活動だけでなく、病原菌による人への被害なども問題視されている。
(総合版、水質汚染と水処理版 9号)

○政府、有機汚染物質条約を締結

 政府は21日、残留性有機汚染物質(POPs)に関するスットクホルム条約の締結承認を今国会に求める方針を発表した。22日に閣議で正式決定する。
同条約は有害物質を国際的に規制するため昨年5月、スエーデンのストックホルムで採択された。農薬など9種の製造、使用を禁止し、ダイオキシンなど4種(うちPCBは禁止物質と重複)の排出削減を締約国に義務づけている。
(総合版、エコビジネス版、ゴミとリサイクル版 9号)

○JR四国、四万十川にエコホテルをオープン

 JR四国は25日、高知県中村市の四万十川河畔に建設中のエコロジーホテル「四万十の宿」を7月2日にオープンさせると発表した。
このホテルは中庭の一部に廃材のまくら木を使用したり、自然採光で省エネを図るなど、環境に配慮した作りになっている。
(エコビジネス版 9号)

○西部百貨店、池袋店で全量リサイクル

 西部百貨店は、2003年度中に池袋店で、生ごみの全量リサイクルを達成させる。生成したコンポスト(たい肥)は、所沢の契約農家に送り、そのたい肥で栽培した野菜を販売するしくみも構築。今夏にも池袋店の店頭に並ぶ。
(エコビジネス版 ゴミとリサイクル版 9号)

○滋賀県、琵琶湖での2ストエンジン禁止へ

 滋賀県は23日、琵琶湖での水上バイクの9割が採用している2ストロークエンジン付き船舶の航行を条例で禁止する方針を固めた。
2ストロークエンジンは走行時に未燃焼ガソリンを多量に排出。窒素酸化物など排ガス中の有害物質も多い。
琵琶湖の水質保全と、騒音などの周辺環境への配慮などから禁止措置を取る。湖沼や河川で、特定エンジン搭載の航行を禁止するのは全国でも初めてのケース。
(総合版、水質汚染と水処理版 9号)


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最終更新日:2002/03/07