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○長野県、希少動植物の保護条例制定へ

長野県は、絶滅の危機にある動植物の保護のため、採取、流通を罰則付きで規制する方針。
長野県は、自然が豊かで生態系も多様であるが、植物の盗掘や密猟の取り締まりを強化する。
来年度中に条例案を作る検討委員会を設置する予定。また、監視役となるNGOとの連携も強化する方針。
(総合版 1号)

○経済産業省、電力小売「証書」取引制で法案

経済産業省は12月19日、新エネルギーによる発電を促進するため、電力小売会社への一定の購入義務づけと、過不足分の「証書」取引を組み合わせた新制度を導入する。
総合資源エネルギー調査会(部会長・柏木孝夫東京農工大教授)が導入方針に同意しため、来年の通常国会に法案を提出する。
(総合版、エコビジネス版 1号)

○産構審、温暖化防止対策の中間報告まとめる

産業構造審議会(経済産業相の諮問機関)の地球環境小委員会は12月17日、地球温暖化防止の国内対策に関する基本的な考えとして、三つの基本原則と三つの基本骨格を盛り込んだ中間報告書をまとめた。
(総合版、エコビジネス版 1号)

○東京大気汚染公害裁判、結審

東京大気汚染公害裁判が12月18日、東京地裁で結審する。東京都23区全域という広域ぜんそく患者を対象にした初の訴訟として注目されており、来年夏にも判決が下る。昨年1月の尼崎公害訴訟や名古屋南部訴訟で、国と企業の賠償責任が認定されているため、同様の判決となる可能性は高い。
(総合版、エコビジネス版 1号)

○ホンダ「シビック」のハイブリッド車、国内販売

ホンダは「シビック」のハブリッド車を12月14日から始めると発表した。1リットルあたり29.5キロの超抵燃費を武器に、月間500大を販売する計画。来春には北米市場での販売もスタートする予定。販売価格は、全国統一で209万円。
(エコビジネス版 1号)

○大阪大学グループ、歯科樹脂から環境ホルモン検出

大阪大学歯学部の恵比須繁之教授、樽味寿助手らのグループは、歯科用充填材料として虫歯治療などで使用されているコンポジットレジン(複合樹脂)から内分泌撹乱物質(環境ホルモン)作用のある物質が溶け出す事を確認した。
レジンの変色を防ぐために添加された紫外線吸収剤のベンゾフェノンの一種や、レジンの重合を進めるために添加されたアセトフェノンの一種が女性ホルモン作用の原因物質と見られる。
(総合版、エコビジネス版 1号)

○香川県、罰則つき産廃条例可決

香川県議会は12月17日、県外から産業廃棄物を持ち込む際のルールを定めた産廃条例案を可決した。事前協議制度と違反者への罰金制度を全国で初めて盛り込み、不法投棄の抑止をねらった。
市民団体などからは、政策の転換だとして批判の声も上がっている。
(ゴミとリサイクル版 1号)

○第三者委員会、諫早水門長期開放を

有明海のノリ不作問題で原因究明を進めている農林水産省の第三者委員会(委員長・清水誠・東大名誉教授)は12月19日、諫早湾干拓水門開放調査について数年にわたる長期調査を実施すべきだと農水相に提言した。
(総合版、水質汚染と水処理版 1号)

○ドイツ、原発全廃確定

ドイツ連邦議会は14日、国内19基の原子力発電所を、約20年をめどに廃止する法案を可決した。今年中にも連邦参議院(上院)でも通過、成立する見通し。
(総合版、エコビジネス版 1号)


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最終更新日:2002/01/23