メディア・インターフェイス ロゴ画像 最近の環境トピック 2008年03月27日

トップページ 最近の環境トピック 週刊地球環境情報 その他出版物/CD-ROM 業務案内 所在地図
【前へ】2008年03月05日
【次へ】2008年04月09日

○文科省 エコスクール低コストで対策可能に

 文部科学省の有識者会議は、比較的低コストで実施可能な地球温暖化対策を提言する中間報告をまとめた。
中間報告では、環境に配慮した学校施設(エコスクール)事業の拡大に向け、低コストでできる屋上緑化、可動式の日よけ、風通りのよい欄干の設置などを促している。文科省は今後普及しやすい対策を奨励していく方針。
(総合版、エコビジネス版 12号)

○G20 温暖化対策を話し合い閉幕

 地球環境に関する閣僚級会合(環境G20)は、16日将来の地球温暖化対策の国際枠組みなどを議論、先進国の率先した温室効果ガス排出削減と発展途上国の削減支援尾の重要性などを確認して閉幕した。
日本政府は、京都議定書後の枠組みに向けた削減策「セクター別アプローチ」を披露したが、義務付けを警戒する途上国が反発。今後、途上国の取り込みが課題となった。
(総合版、エコビジネス版 12号)

○政府 海洋基本計画を決定

 政府は、18日の閣議で総合海洋政策本部(本部長・福田首相)がまとめた海洋基本計画を決定した。昨年7月に施行された海洋基本法に基づくもの。
基本計画は、海洋資源の開発・利用、海洋交通の安全確保、環境保全など12項目にわたる。
メタンハイドレードと海底熱水鉱床については、今後10年程度をめどに商業化することを目標に掲げた。
(総合版、エコビジネス版、水質汚染と水処理版 12号)

○石垣島沖 サンゴの敵大発生

 環境省の調査によると、石垣島と西表島の間に広がるさんご礁域である石西礁湖(せきせいしょうこ)とその周辺で、サンゴを食べるオニヒトデが大発生していることがわかった。目撃個体数は約50メートル四方5匹と06年度の調査と比べ、約7倍に増えた。
駆除数は07年度の約3000匹に比べ、今年は1、2月だけでも1万匹を超え、いくら駆除しても追いつかない状況になっているという。
(総合版、水質汚染と水処理版 12号)

○秋田県・美郷町 水環境保全条例制定

 秋田県・美郷町は、全町をあげて水環境保全に努める「町水環境保全条例」を制定した。4月から施行する。
同条例は、豊かな水環境を大切に守る意識を高め、次世代に引き継ぐのが目的。ごみの不法投棄防止、農薬や化学肥料の適切使用を呼びかけ、子供の環境教育も支援する。
(総合版、水質汚染と水処理版 12号)

○大阪の病院 産業廃棄物を長期間違法処理処理

 大阪府立急性期・総合医療センター(旧大阪府立病院、大阪市住吉区)、大阪成人病センター(大阪市東成区)、母子保健総合医療センター(和泉市)の3病院は27〜49年前から透析排水や汚泥などの産業廃棄物を一般廃棄物として処理し続けていたことがわかった。
推定で年間128立方メートル、累積量3200トンを収集運搬業者に委託していたが、最終処分先がどこかも把握していない。病院側では感染性の廃棄物は含まれておらず、人体に悪影響はないとしている。
(総合版、ゴミとリサイクル版 12号)

○国交省 建設ごみ抑制で指針策定

 国土交通省は、ビルや住宅の建設にあたって再資源化が可能な資材の利用や、将来の部分改修が容易な設計を求めるガイドラインを策定することを決めた。2008年度から5年間のリサイクル施策を示した「建設リサイクル推進計画2008」に盛り込む。
ガイドラインでは、全面建て替えを抑制し、余分な廃材の発生を減らすことを明記。複合素材を使った建設資材を分解して、再利用を可能にするよう求める。
(総合版、エコビジネス版、ゴミとリサイクル版 12号)


トップページ 最近の環境トピック 週刊地球環境情報 その他出版物/CD-ROM 業務案内 所在地図
Copyright (C) Media Interface Co., Ltd.
最終更新日:2008/03/27