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○フロン改正法成立 来年10月施行

 改正フロン回収破壊法が2日の参院本会議で可決、成立した。来年10月から施行する。
業務用機器からのフロン回収は現行法で定められているが、不法放出が後を絶たたず、回収率は30%を下回っている。このため、フロン類回収の流れを透明化し、書面の受け渡しを義務付け、回収率60%を目指す。
(総合版、エコビジネス版 22号)

○千代田区 地球温暖化条例制定 方針固める

東京都千代田区は都内で初となる「地球温暖化対策条例」を制定する方針を固めた。07年秋の制定を目指す。
同区は、住宅よりもオフィスが多いという地域特性を持つ。その地域特性を踏まえ、実効性のある対策を策定するため、区内事業者、区内住民、学識経験者などで構成する懇談会を7月をめどに設置、検討していく。
(総合版、エコビジネス版 22号)

○外来魚駆除実験 バスはカワウの鳴き声が苦手

 国土交通省琵琶湖河川事務所は、外来魚対策でさまざまな実験を試みた。その結果、オオクチバスはカワウの鳴き声を嫌がる傾向にあることが判明した。また、ギンブナは一部のアオサギの鳴き声を嫌がることも判った。
外来魚駆除対策の方法を検討するため、財団法人琵琶湖・淀川水質保全機構に調査を依頼して、判明。同事務所は魚の活性期に引き続き調査をして、効果を確認する予定。
(総合版、水質汚染と水処理版 22号)

○豊橋市、ウミガメ産卵妨害で消波ブロック撤去 早速効果

 愛知県・豊橋市は全国で初めてウミガメの産卵を妨害しているとして、生態系保護のために砂浜の消波ブロックを撤去した。今月5日までに消波ブロックを撤去した場所でウミガメが産卵しているのが確認された。ブロックの撤去は今月の1日に行われたばかりだった。
昨年までは、ブロックに上陸を阻まれ海に引き返すウミガメが多数いたことを市民団体が確認していた。
(総合版、水質汚染と水処理版 22号)

○三重県 今年度から 家庭の新エネに補助対象拡大

 三重県は、新エネルギー供給を家庭でも増やすために補助対象のエネルギーの種類を今年度から拡大する。これまで太陽光に限っていたのを、風力、コジェネレーション(熱電併給)、ヒートポンプ式給湯器の「エコキュート」を新たに加え、家庭への新エネ導入の促進を目指す。
県はこの事業のために、今年度の予算に約4700万円を計上、さらに市町が参加しやすいように独自の判断で上乗せ額を決められるようにした。
(総合版、エコビジネス版 22号)

○鳥取ウラン残土問題 全量撤去で調印 作業開始

 鳥取県・湯梨浜町に放置されていたウラン残土は31日、鳥取県、三朝町、日本原子力研究開発機構の三者で協定書に調印。全量撤去が正式に決定した。この調印を受け、同機構は6月1日から作業を開始する。
同機構は、残土放置場所で約二ヶ月かけて木を伐採、その後約四ヶ月で残土を全量撤去する予定。
(総合版、ゴミとリサイクル版 22号)

○青森市 スプレー缶を分別回収 爆発事故頻発で

 青森市は7月からスプレー缶を分別回収する。専用の回収容器を各ごみ集積場に設置する。同市では、不燃ゴミとして回収したスプレー缶が清掃工場などで爆発する事故が頻発しており、事故の未然防止を図るのが狙い。
同市清掃管理化によると、5月中旬スプレー缶を粉砕した際に火花に引火して缶が爆発、施設内のベルトコンベアのモーターが故障した。修理は7月下旬までかかる見通し。昨年3月にも同様の事故が起き、収集車内でも小規模な爆発事故が起きている。
ガスを抜いてからゴミ出しするよう、市民に呼びかけていたが改善されないために、分別回収することにした。
(総合版、ゴミとリサイクル版 22号)


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最終更新日:2006/06/14