メディア・インターフェイス ロゴ画像 最近の環境トピック 2003年07月07日

トップページ 最近の環境トピック 週刊地球環境情報 その他出版物/CD-ROM 業務案内 所在地図
【前へ】2003年06月23日
【次へ】2003年07月22日

○長野ダム検討委 全9河川でダムなし答申

 長野県治水・利水ダム等検討委員会の会合が20日、長野市で開催、審議を残していた2河川についてダム計画を中止または凍結すべきとの答申をまとめた。諮問対象となった9河川すべてに対し、ダムなし対策を答申したことになる。
答申を受けて県治水・利水対策推進本部は、今後具体策を議論する。
(総合版、水質汚染と水処理版 25号)

○世界湖沼会議、シカゴで開催

 第10回世界湖沼会議が22日、シカゴで開幕した。今回のテーマは「大湖沼への地球規模の脅威」。工場や農地からの有害化学物質による水質汚染、「移入種」による生態系の破壊、地球温暖化が湖沼に与える影響、などが討議に中心になる。本格的な議論は23日〜26日になる。
(総合版、水質汚染と水処理版 25号)

○東電、「でんき予報」をスタート

 東京電力は23日、テレビ、ラジオ、インターネットなどのメディアを通じその日の電力供給見通しなどを知らせる「でんき予報」を開始した。
トラブル隠しの影響で東電の原発の大半が停止している状態の中、夏に予想される電力不足から来る停電を未然に防ぐため、省エネルギーを呼びかけるのが目的。
(総合版、エコビジネス版 25号)

○IHI 小型風力発電を販売

 石川島播磨重工業(IHI)はオーストラリアの風車メーカー、ウエストウィンド社と提携し、小型の風力発電装置を輸入販売することにした。
小型のうえ、構造がシンプルなので家庭、公園などに容易に設置することが出来る。
(総合版、エコビジネス版 25号)

○京都・長岡京市飲料水検査の報告虚偽 有害物質データ改ざん

 京都府・長岡京市が、飲料水に使用している地下水の水質検査で、トリクロロエチレンなど2種類の有機塩素化合物検出データを実際に検出した数値よりも低く改ざんし、市議会に報告していたことが判明した。虚偽報告の期間は1989年から11年間にわたる。
また、テトラクロロエチレンについても同様の改ざんがなされていた。さらに、別の井戸から検出されたシス−1、2−ジクロロエチレンのデータも低く偽って報告していたことが判明した。
(総合版、水質汚染と水処理版 25号)

○青森・岩手県境産廃問題 排出企業に撤去命令

 青森・岩手県境産廃不法投棄問題で、両県は18日、両県連名で首都圏の企業4、5社に現状回復を求める措置命令を出すことを決めた。
両県は継続して調査をしており、排出責任を確認出来次第随時、悪質な企業に対し措置命令を出していく構え。
廃棄物処理法が今月11日に成立し、排出企業に対し産廃の処理を促すことが出来るようになったことが今回の措置命令につながった。
(総合版、ゴミとリサイクル版 25号)

○環境省、飲料容器対象にLCA基礎調査

 環境省が実施した飲料容器を対象としたライフ・サイクル・アセスメント(LCA)の基礎調査で、スチール缶が環境負荷の小さい容器であることが判明した。スチール缶はリサイクル率も高い。
今回の調査は、02年度に主な容器包装の原料採掘から容器製造、消費、リサイクル、資源としての再利用まで全工程の環境負荷を調べた。
(総合版、ゴミとリサイクル版 エコビジネス版 25号)

○経産省、環境省、自動車リサイクル法の大部分を今夏制定

 経済産業省と環境省は24日、2004年度末に試行される自動車リサイクル法(使用済み自動車の再資源化等に関する法律)に必要な政省令を固めた。今年の夏までには政省令の大部分を制定する予定。
(総合版、ゴミとリサイクル版、エコビジネス版 25号)

○蛍光灯でシックハウス軽減 光触媒利用し、有害物質分解

大阪市立大学の小松晃雄客員教授(量子構造物理学)のグループが、蛍光灯の表面に光触媒を塗り、シックハウス症候群の原因になるホルムアルデヒドやトルエンなどを効率的に分解、提言することに成功したと23日発表した。共同研究した大研化学工業(大阪市)などから7月初めに発売される。
小松客員教授によると、光触媒を塗布した蛍光灯は塗らなかった蛍光灯に比べ、アルデヒド類が24%、トルエン類は29%軽減することが出来たという。
(エコビジネス版 25号)


トップページ 最近の環境トピック 週刊地球環境情報 その他出版物/CD-ROM 業務案内 所在地図
Copyright (C) Media Interface Co., Ltd.
最終更新日:2003/07/07